学習用タブレット端末の1人1台配備で、貸与を受けた町内の小中学校の児童生徒たち=吉野ヶ里町役場三田川庁舎

 吉野ヶ里町は22日、学習用端末の貸与式を同町役場で開いた。町内の4小中学校の児童生徒や校長など約10人が参加。伊東健吾町長から端末を受け取り、ICTを活用した新たな学び方への意欲を高めた。

 式では、伊東町長が「勉強のお手伝いになればと思っている。学力向上のため一緒に頑張っていきたい」とあいさつし、学習用端末を手渡した。4校を代表し、三田川中2年の立部旭謙(あきのり)さんが「情報の収集だけでなく、情報を整理し、プレゼンテーションなどの発信を行い、たくましく生き抜く力を身に着けたい」と学習目標を発表した。

 貸与を受け、東脊振小6年の光益優士(ゆうと)君は「社会などで自分の考えを班で共有している。いろいろな教科で使えるようになるのが楽しみ」と笑った。

 町は、学習用パソコンを1人1台配備する政府の「GIGAスクール構想」を見据え、昨年度から学習用端末約1600台の配備と学校内のネットワーク環境を整備してきた。各学校には充電庫などの整備工事が終わり次第、配備される。総事業費は約2億8千万円。(西浦福紗)