三養基郡基山町の松田一也町長が26日、九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市の市役所を訪れ、見舞金と長靴などの支援物資を贈った。両自治体は第三セクターの甘木鉄道で結ばれており、松田町長は「人的支援などの要請があれば、基山町が佐賀県の窓口になって取り組みたい」と継続的な支援を誓った。

 松田町長は、義援金とは別に町職員から募った見舞金を森田俊介市長に手渡した。「町民から『町単位でボランティア活動に参加できないか』という声が上がり、物資を送りたいという企業も出てきている」と、町ぐるみで支援の機運が高まっていることを伝えた。

 森田市長は「これから被害の大きかった地区の片付けが本格化し、マンパワーが必要になる。行政職員を含め支援が必要な場合はお願いしたい」と感謝した。

 甘木鉄道は基山町と朝倉市の間の13・7キロを走り、基山町の園児が七夕の時期に列車を飾り付けるなど交流を続けてきた。町は10日から義援金や支援物資を募り、今回は手袋170組や雨がっぱ50着なども届けた。