うれしの茶を使ったスピリッツ(蒸留酒)「いいちこナチュラルフレーバー グリーンティー」の商品発表会と試飲会が24日、嬉野市の和多屋別荘「ザ・コットンクラブ」であった。開発した三和酒類(和田久継社長、大分県宇佐市)や同市内の旅館、飲食店、茶業などの関係者ら約40人が試飲し、うれしの茶の新たな楽しみ方に期待を膨らませた。

 今年5月に開発、商品化され、2千本限定で嬉野市内だけで販売されている。焼酎の原酒に伝統製法のうれしの茶「釜炒(い)り茶」を漬け込み蒸留した。すでに市内の酒店で販売し、旅館や飲食店などでも水割りやソーダ割りを提供している。

 会では和田社長が、これまでのいいちことうれしの茶の歩みとして、茶割りを提案し市内の茶業関係者とともに専用ティーバッグを開発したコラボなどを紹介。また開発担当の岡本晋作チームリーダーは「使った茶葉の量は企業秘密だが、多すぎると苦味が出て、少ないと風味が出ないというバランスの見極めに努力した。茶の成分が溶け出すよう低温で蒸留させるのにも苦労した」と開発の難しさを語った。

 参加者は水割りやソーダ割り、茶割りやカクテルなどで味わった。谷口太一郎市長は「茶の香りが残り、爽やかで飲みやすい。新たなうれしの茶の魅力が発見された感じ」と笑みをこぼした。500ミリ1800円(税別)。