■佐賀藩の偉業体感 

 科学の楽しさと明治維新での佐賀藩の偉業を子どもたちに感じてもらう工作教室が30日、佐賀市星空学習館であった。小中学生や保護者約40人が参加し、幕末に佐賀藩が建造した「凌風丸」を牛乳パックで再現した。

 国内初の実用蒸気船となった凌風丸。教室では、佐賀市で小中学生に工作指導をしている山崎顯治さん(73)が、10代藩主の鍋島直正公が科学技術の導入に努めたことや、凌風丸は蒸気の力で水車型の外輪を回して船を動かしていたことなどを説明した。

 今回の工作では船の動力に「ゴム」を使用。牛乳パックを半分に切り、外輪やゴムを取り付けて完成させた。佐賀大附属小6年の堀田壮真君は「ただのゴムが船を素早く動かすのはすごい。スピードを速くしたり、船体を大きくしたりしてお風呂に浮かべてみたい」と話した。