唐津署は31日、3歳の娘の脚を踏みつけて骨折させたとして、唐津市のアルバイト従業員の母親(28)を傷害容疑で逮捕した。同署は日常的な虐待の可能性もあるとみて調べている。

 逮捕容疑は4月19日、唐津市の自宅で、娘の左太ももを踏みつけるなどして、2カ月の重傷を負わせた疑い。母親は「怒っているときに踏みつけてしまった」と供述しているという。

 同署によると、母親は夫と子ども5人の7人家族。同署は他の子どもたちへの暴行の有無も調べている。

 治療を担当した医師が、虐待の疑いがあるとして佐賀県中央児童相談所に通報し、被害が分かった。

 唐津市は数年前から、家族が問題を抱えているとみて児童相談所とともに対応し、多いときは週2回、家庭訪問をしていたという。

 県警は原則実名発表の容疑者名を匿名で発表した。松吉昭典生活安全部長は「被害者の他にも幼いきょうだいがいるため特定されないようにした」としつつ、「特異なケースで、匿名発表の前例にするつもりはない」と説明した。