佐賀県は2日、外来種の毒グモ「セアカゴケグモ」が鳥栖市の住宅敷地で見つかったと発表した。個人住宅で確認されたのは県内で初めて。市内では7月にも事業所で発見されており、注意を呼び掛けている。

 有明海再生・自然環境課によると、2日午前10時ごろ、鳥栖市の60代男性が市役所にクモを瓶に入れて持参し、「庭で水やりをしていて外壁で見つけた」と伝えた。市職員がセアカゴケグモであることを確認し、住宅の敷地内と周辺を調査したが、ほかには見つからなかった。

 セアカゴケグモは雌だけが毒を持ち、体長は0・7ミリ〜1センチ。黒色で背面に目立った赤色の縦筋がある。かまれると腫れて赤くなり、痛みが次第に全身に広がるという。鳥栖市内で確認されたのは今回で8件目で、これまでけがなどの報告はない。同課は「見つかった場合は市販の家庭用殺虫剤で駆除してほしい」と話す。