女性のがん検診の受診率を向上させようと、佐賀県は8日から「ペアde検診キャンペーン」を開始した。宿泊券や食事券など抽選で当たる賞品を用意してがん検診の受診者が2人1組で応募でき、身近で検診を呼び掛けるきっかけにつなげる。

 健康増進課によると、国民生活基礎調査(2016年)での佐賀県のがん検診受診率は、胃がんで見ると男性が45・0%に対し女性は37・9%。肺がんも男性48・9%、女性43・0%となるなど、女性が6ポイント程度低い傾向がある。全国的に専業主婦の受診率が低いというデータもあり、対策の一環でキャンペーンを企画した。

 応募対象は今年4月から来年2月末までに、がん検診や特定健診、人間ドック、職場健診を受診した20歳以上のペア。夫婦や親子、友人など組み合わせは自由。賞品は宿泊券(5万円)、食事券(3万円)、県産品詰め合わせ(1万円)がそれぞれ10組ずつ当たる。女性だけのペアや初めて受診した人を対象とする賞品の抽選もある。12月上旬と来年3月上旬の2回、抽選を行う。

 山口祥義知事は8日の定例会見で「私も妻と一緒に人間ドックに行ったら胃がんが見つかったということもある。あなたのため、家族のために検診を」と話した。応募は郵送のほか、ウェブサイトからも可能。問い合わせはキャンペーン事務局(エンターアイ内)、電話0952(24)3222へ。