タイで人気のスポーツドラマのロケが佐賀市内を舞台に行われた。シリーズ第4弾となるアーチェリー編で6日、高志館高でアーチェリー部員たちとの対決シーンを撮影した。放送は12月で統括役のソンヨットさんは「タイの若者や子どもたちにスポーツの魅力を伝えられる作品にしたい」と話す。

 今をときめくタイの若手俳優4人が出演する。スランプになったヒロイン、フェームが母の実家の古湯温泉街へ足を伸ばす。彼女を励ましにチームメイトがやって来て佐賀でのシーンが始まる。高志館高は全日本のコーチがいる設定。フェームらが訪ねると部員たちとの対決に発展する。

 ソンヨットさんはタイからの観光客が増えるきっかけになったドラマ「STAY Saga〜わたしが恋した佐賀〜」(14年)で監督を務めた。舞台に選んだ佐賀は「穏やかできれいな風景があるぜいたくな環境」と絶賛。フェーム役で主演のダーヌンさんは「ぜひ佐賀の皆さまに見ていただきたいです」とコメントした。

 高志館高アーチェリー部は矢を射たり、声援を送ったりする場面で撮影に臨み、主将の畑瀬隆嗣さん(17)は「貴重な体験だった。アーチェリーはまだマイナー競技。ドラマを機に国内外でもっと広まっていくといい」と期待した。

 市内では佐嘉神社、栄の国まつり、市弓道場がロケ地となり、全8話のうち2話程度で使用される。県フィルムコミッションが誘致したタイ作品は7作目。