怒りとうまく付き合う心理トレーニング「アンガーマネジメント」のワークショップが11日、佐賀市のメートプラザ佐賀で開かれた。5歳から小学6年までの子どもと保護者約80人が参加し、気持ちを落ち着かせるこつなどを学んだ。

 日本アンガーマネジメント協会九州支部のインストラクターが講師を務めた。低学年の部では怒る時のルールとして、周りの人や自分を傷つけないこと、モノを壊さないことを挙げた。「6秒待つことで気持ちが落ち着く」と助言し、体を動かしたり、好きな食べ物を6回唱えたりする方法を伝えた。怒りの高まりを風船の膨らみに例え、「我慢し続けると割れてしまう。体を動かし、息抜きすることで満タンまでため込まないことが大事」と語った。

 吉野ケ里町の30代女性は「長女が小学校に入学して周囲の環境が変わり、感情的になることが増えた。自分も連鎖して『怒るな』と声を荒らげてしまうので、今回教わったやり方を実践できれば」と話していた。

 同協会九州支部でキッズインストラクタートレーナーを務める古賀理恵子さん(47)は「怒りをすぐぶつけるのではなく、待てるようになれば将来的に客観的に相手の気持ちを考えられるようになる。人間関係を円滑にするためにもうまく生かして」と語った。