行方不明になった女性(66)を発見し、無事な救助につなげたとして、武南署は警察犬指導士の草場未織さん(25)と、警察犬を所有する「オールドッグセンター」所長の藤井聡さん(63)に感謝状を贈った。活躍した警察犬、イメルダ・オブ・S・ウィスタリア号(通称オラフ=シェパード種牝3歳)には相馬豊署長から感謝の気持ちを込めて高級チキン味のドッグフード1袋(3・3キロ)を贈呈した。
 同署によると、先月3日午後9時55分ごろ、川口市内の住民から「女性が午後7時半ごろ家を出て、帰ってこない」と110番があった。同署は捜索を始め、午後10時35分に警察犬の出動を要請した。
 要請を受けて、ふじみ野市の警察犬養成所「オールドッグセンター」から草場さんとオラフが車で女性宅へ急行。女性のパジャマのにおいを覚えさせて捜索を始めるとオラフは迷いなく真っすぐに約500メートル進み、4日午前1時22分、道路上に座り込んだ女性に駆け寄った。
 相馬署長は「女性が芝川方面に迷い、水難事故になることを心配したが、女性は違った方向にいた。無事発見してくれて、オラフに感謝してます」と話した。
 草場さんは同センターで2年間、藤井さんの指導を受け、今年6月から現場勤務。オラフと組み、これまで泥棒捜索で2回出動したが、人捜しは初めてという。草場さんは「オラフは鼻がいい。ボールが大好き。これからもたくさん仕事をしたい」と話していた。