年齢を重ねるにつれて太りやすく&痩せにくくなっていると感じる人は多いはず。とはいえ食事でダイエットをしようにも、家族と別のダイエットメニューを作るのは面倒。育ち盛りの子どもたちに低カロリーメニューを強いるのは忍びないし、夫からは味気ないと不満も出てきそう…そんなお悩みをお持ちの女性に朗報です!管理栄養士の石松佑梨さんにダイエットに嬉しい&満足度や栄養価も高いレシピや食べ方を教わります。

好きなおかずランキング堂々のナンバー1はやっぱり唐揚げ!

外はカリッと中はジューシーな唐揚げ。
お子さんから高齢者まで、みんなが大好きなおかずかと思います。
2020年に株式会社ニチレイフーズが行った調査によると、焼肉や餃子などの強敵メニューがある中、唐揚げが堂々の1位だったそうです。

また、同調査によると月に 1 回以上、唐揚げを食べる人は全体の約 8割。「唐揚げが好きですか?」という質問に対しては「好き」と答えた人はなんと、9割以上だったそう。この結果から、今や唐揚げは国民食と言っても過言ではないのかもしれません。

そもそも「もも肉」と「むね肉」ってなにが違うの?

出典:stock.adobe.com

今ではコンビニやスーパー、冷凍食品などで手軽に美味しくいただくことができる唐揚げ。
唐揚げといえば、「もも肉」と思う方がほとんどかもしれませんが、最近ではたんぱく質が多く、脂肪分が少ない「むね肉」に注目が集まっています。実はこのむね肉、アンチエイジング効果も期待できることをご存知ですか? 
今回は、価格も手ごろでヘルシーな鶏むね肉を使ったおいしい唐揚げの作り方を、管理栄養士の石松さんに詳しく教えていただきました。

いま話題のあの調味料を使えば、唐揚げもダイエット効果が期待できる

出典:stock.adobe.com

「むね肉で美味しい唐揚げを作るコツは『塩麹』です。塩麴とは、その名の通り、『塩』と『麹』を混ぜて発酵させた調味料のことをいいます。塩麹に漬けた鶏肉が柔らかくなるのは、たんぱく質がアミノ酸に分解されるからです。また、アミノ酸によって旨味もアップします。

塩麴に漬けておくとお肉が柔らかくなるしくみをもう少し詳しくお話します。

私たちは生命活動を維持するために、食事から水分や栄養素を摂取し、エネルギーを作りだしています。とはいえ、食べ物はそのままの形では吸収できません。口から入れた食べ物を小さくかみ砕いて飲み込み、食道や胃を通って腸で消化され吸収されていきます。

この作用と同じように、あらかじめ鶏肉を塩麹に漬けておくと、私たちの体内で起こる「消化」と同じことが鶏肉中で起こるというわけです。消化負担の軽減は、脂肪燃焼促進、基礎代謝アップ、アンチエイジングや免疫力アップなどにつながります。ですからあらかじめ、鶏肉を塩麴に漬けこめば大きなメリットがあるというわけです」

「鶏むね肉×塩麹」最強レシピ!

≪材料≫

  • 鶏むね肉…2枚
  • 下味:塩麹…大さじ4、(おろし)にんにく…1片分、(おろし)生姜…1片分
  • 片栗粉…100g
  • 揚げ油…適量
  • (お好みで)レモン…適量

≪作り方≫

  1. 鶏むね肉を一口大にカットし、下味をビニールに入れて一晩漬けこんでおきます。※予め下味をつけて作り置きしておけば、当日は調理するだけでよいのでとっても便利!
  2. ビニール袋に片栗粉半量を入れて揉み込みます。肉のすき間にもしっかり揉み込めば、衣と下味の密着度をあげてくれます。
  3. 残りの片栗粉をまぶして揚げていきます。  ※片栗粉の2度付けがポイント!
  4. 170℃の油で揚げて火が通れば完成です。
  5. 食べる前にお好みでレモンを絞って召し上がれ!

唐揚げでも「ちゃっかりラクやせ」できますよ!

お正月料理に飽きたお子さんから、そろそろリクエストがありそうな唐揚げ。
休み中に少し増えてしまった体重が気になる人にも、鶏むね肉を使った唐揚げなら罪悪感がありませんよ。唐揚げでも「ちゃっかりラク痩せ」できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■プロフィール :石松 佑梨(いしまつ ゆり)

GLOCAL EATs  ソーシャルデザイナー 

17年間の管理栄養士経験で2万人以上の食事指導に携わる。スポーツ分野ではサッカー日本代表選手をはじめ、世界で活躍するトップアスリートたちの「なりたい」を「コンディショニングめし」でサポート。現在は、そのノウハウをソーシャル向けにリデザインし、誰もがおいしく食べて健康になれるヘルスインフラの構築に注力している。

Instagram:石松佑梨(@conditioning_meshi)