チョコレートを愛してやまないライターのみやむらけいこが、高級チョコレートからコンビニまで様々なチョコレートに会いにいく連載「人生はチョコレート」。 今回は、コンビニやスーパーなどで手軽に買える、けど「めっちゃ美味しい!」チョコレートたちをご紹介する第2回目です。花が咲き、コートも脱いで春爛漫。実は主婦、ママたちには新年度はとっても忙しく、新しい生活のペースに家族が慣れるまで、気を使う時期でもあります。そんなお疲れなあなたのためにとっておきの?!「処方箋」をご用意しました。どうぞ束の間のとろける時間をご堪能くださいね。

M&M'S ピーナッツバター

M&M’Sといえばこのキャラクター。実は、赤、橙、黄、緑、青と5人いるんです。ちょっと戦隊モノみたいですけど、緑色が女の子で一番人気。アメリカの専門店ではキャラクターグッズがたくさん売られています。このM&M'Sピーナッツバターのキャラクターは赤。驚くことにこう見えて?「自称30歳。本当のところは現在調査中」とのこと(笑)。それぞれのキャラクターに個性があって、なんともヒーロー好きなアメリカらしくキャラ付けも楽しい!そうそう、この赤(呼び名はレッド、のようですが)の髪の毛?をよく見てくださいね。ちょっと前までの大統領のようにも見えなくもないですが、実はこれピーナッツバター。ぎゅっと絞ったのを頭に乗せているようです。

ミルクや粒のまま入っているピーナッツが日本ではおなじみですが、アメリカにはピーナッツバターをはじめ、ミント(もちろんキャラクターは緑の女の子)やダーク、プレッツェルなんかもあります。ピーナッツバターは、最近やっと日本で見かけるようになりました。スタンダードなミルクに比べると、少しぷっくりとしたフォルムで、なかにむっちりとピーナッツバターが詰まっています。アメリカ人、ピーナッツバター大好きですよね。私も平たい顔の大阪人ながら大好きです。パンケーキやサンドイッチ、ハワイのアサイーボウルのメニューにも「PB」の文字が。こちらももちろんピーナッツバターの略。そんな舌の肥えた(ピーナッツバターに関しては!)アメリカ人が推すのだからこのM&M'Sピーナッツバター、間違いありません。ピーナッツのちょっとした塩気も濃厚な味わいも「本気」です。

子どもたちのきょうだい喧嘩にイラッときたときに1粒、炊飯器の予約ボタンは押したのに炊飯ボタンを押し忘れたことに気づいたときには2粒、実によく効きます(笑)。まずはジョリジョリと表面のコーティングを噛みしめて気持ちを鎮め、濃厚なピーナッツバターの甘みと塩味に「ほうほう!なるほど」と思っているうちに、ムカつきやイラつきも、たぶんおそらくきっと!薄らぎます。

チロル 宇治茶伊藤久右衛門 いちご抹茶パフェ

毎回、このコンビニ・スーパー編で取り上げたいのが、こちらチロルの限定シリーズ。今回のご紹介はセブンイレブン限定の宇治茶伊藤久右衛門 いちご抹茶パフェ。京都でしか食べることのできない幻の?名店伊藤久右衛門さんのいちご抹茶パフェを再現している、とのことで飛びつきました!いやいや、本当はですね……深夜まで回転ずし屋さんでバイトをしている娘が、車で迎えに行った私にお駄賃!としてくれたのが、これだったのです(笑)。

この裏面を見て期待が膨らみました!ザクザクしていそうなナニモノかとピンクのいちごが潜んでいます。

ということで次に気になるのは……

そう、断面ですよね。パフェですもの!そのアイテムひとつひとつをどのように再現しているのか、とても気になるところです。抹茶といちご、そしてバニラクリームのようなチョコレートが見えます。そしてザクザク、これは食べてみるとパイのような歯ごたえと食べ応えがありました。決してビスケット系のサクサクではない、あの源氏パイとか不二家ホームパイのザクザク感。

次に忘れてならないのが、左に見える楕円の物体。おそらくこれはパフェの白玉を模したグミではないかしら?最後に口に残ってムニョムニョと楽しめました。実はこの中に、あんこもどこかに潜んでいたらしいのですが、それは断面と味わいの中に見つけることができませんでした(涙)。次は自分で買ってみようと思います。しかし、それにしてもですよ、このクォリティ。42円の中に惜しみない情熱と愛が詰まっています。忙しすぎて心が空っぽになったとき……この愛に癒されてください。

ブルボン ストロベリーラッシュ

さて、いちご抹茶パフェで「そうそう、いちご!」と思い、すぐにご紹介したくなったのが、こちらブルボンストロベリーラッシュです。こちらはチョコレートの専門家さんも太鼓判の「ラッシュぶり」が大評判。レストランやカフェのサンプルや写真を見てオーダーしたら「え?こんなにお肉ちっちゃいの?」「写真ではフルーツもりもりのパフェだったのに……」とがっかりしたことはありませんか?そんな時はぜひブルボンさんのこの太っ腹な心意気を味わって、笑顔になってほしいのです。
パッケージの写真と同等、またはそれ以上のフリーズドライいちごがゴツゴツと入っていて、大満足のいちご度を誇っています。そしてこのいちごがまた、洋菓子系の手を入れた、ジャムやコンポートないちごではなくて「きちんと酸っぱい」のが見事です。シャクシャクと噛み応えもあり。配慮の無い上司や気まぐれに予定を変える夫にキッ!となったら、ちょっとひと口もぐもぐシャクシャク……タブレットタイプですが、箱が付いているので収納!できるから、移動のときにもとても便利です。難点を言えば、スーパーの棚で少し探しづらい場所にあることでしょうか。いつも最上段か最下段に並んでいるのです。がんばってね、ブルボンさん!そう思わずにはいられない愛すべきチョコレートです。

ドトールコーヒービーンズチョコ

今月の始めに浜松のチョコレート屋さんに取材に行ったときに、新幹線に持ち込んだのがこの2つのチョコレート。左はM&M’Sの青で中身はキャラメルです。そして左にあるのが、ドトールコーヒービーンズチョコ。こちら、ドトールコーヒーショップでも置かれているので、見たことのある方が多いと思いますが、これが!本当っにおいしいんですのよ!
実は昔懐かしい「ジューシー」でおなじみの(知ってる?)カバヤさんの商品です。もちろん、ドトールのコーヒー豆が使われていて、中身はホワイトとミルクの2層のチョコレートからなり、香ばしいサクサクしたコーヒー豆とのコンビネーションが絶妙です。チョコレートには甘いの苦いのカカオ度高めが好き……色んな好みがあるものですが、きっと誰もが「あ、これおいしいよね」と言う好感度ナンバーワンのドトールコーヒービーンズチョコ。
なぜ私が今回、アメリカのチョコレートと隣同士に並べて紹介しているか……よく見てくださいね。この2つ、どちらもポケットに入るサイズですが、さすが日本のチョコレートです。上部にチャックが付いていて、一気に全部食べなくても、お隣のチョコボールのようにバッグの中で転げまわってグッチャグチャになることはありません。それにこうしてテーブルや窓際にすっくと立ってくれるのもいいんです。職場のデスクの片隅で目立たずに佇んでいてくれるからです。
あともう1つの素敵なところ、それはこの袋の底の部分に、なんとも素敵なメッセージが!(こちらは写真を敢えて載せませんので、ぜひご自身で買って確かめてくださいね)そういえば、こちらは最近100円ショップのキャンドゥでも見かけるようになりました。デスクワークや家事の疲れを癒す至福の1粒をぜひぜひカリカリと楽しんでみてください。どんなに大雨が降っていても、朝から頭痛がしても、きっとすっきりと気分が晴れますよ。そうそう、最後になりましたが、カバヤさんもブルボンさん同様にとても奥ゆかしくていらっしゃるようで……このドトールコーヒービーンズチョコも、コンビニの最下段付近にいつもいらっしゃるのです。どうぞお求めの際には、膝まづいて「ここにいたのね」とほほ笑んであげてくださいね。

さて次回は、日本のローカルチョコレート第1弾「湖水の町に佇む南仏の?ショコラトリー」をお送りします。

みやむらけいこ/ライター