電子マネーのギフト券を購入させる詐欺被害が秋田県内で増加している。銀行窓口などで振り込め詐欺の対策が強化される中、ID番号が分かれば誰でも使える便利さに目を付け、電子マネーを悪用する手口は全国でも横行しており、県警は警戒を強めている。

 「電子マネー買って来て」。先月20日、湯沢市の50代会社員男性のスマートフォンに、上司の名前で会員制交流サイト(SNS)を通してメッセージが届いた。男性は上司からの依頼と信じ、コンビニエンスストアで電子マネーのギフト券20万円分を購入。利用時に必要なID番号を写真で送った。しかし、上司のSNSのアカウントは何者かが不正に使用しており、20万円分全てだまし取られたという。