秋田市雄和の秋田空港1階の共用ロビーに、秋田公立美術大卒業研究作品展2017で学長賞に輝いた永沢碧衣(あおい)さん(22)の絵画「淵源回帰(えんげんかいき)」が展示されている。魚の遡上(そじょう)を描いた幅6メートルを超える大作が、訪れた人を楽しませている。

 淵源回帰は縦1・66メートル、横6・60メートルで、ロビーの壁一面を覆うほどの大きさ。シロザケやサクラマスが傷つきながら川をさかのぼったり、力尽きたりする様子をアクリルと岩絵の具で描き、生命の力強さや輪廻(りんね)を表現した。東北各地でのフィールドワークを重ね、約2カ月かけて本物のような質感で描き上げた。