秋田県大仙市鑓見内の農産物加工会社「ダイセン創農(そうのう)」(鈴木富士子代表、16人)が空き施設を改修し、トマトなどの農産物を搾るジュースの加工施設を整備した。10日には、地元・中仙産のトマトを原料にした無添加のジュースを初出荷。施設には冷凍設備が備わっており、通年で加工や商品出荷が可能となった。

 同社は、国の「産地パワーアップ事業」の助成金1億5400万円を活用し、空き施設となっていた「道の駅なかせん」の米菓工場(1400平方メートル)を市から借り受けて改修。総事業費約3億4千万円で加工施設を造り、今月2日に稼働した。

 ジュースの原料となるトマトは、等さんが4年ほど前から試験栽培し、収量の安定化を図ってきた。現在は同社と契約農家の農地計3・5ヘクタールで加工用品種「なつのしゅん」を栽培。9月中旬までに260トンの生産を見込む。