カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。 特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。 今回は、そんな“黒猫スイーツ散歩”汐留・竹芝編の第二弾です。
眺望最高のラグジュアリーホテル

ゆりかもめ竹芝駅から徒歩3分の『メズム東京、オートグラフ コレクション』。
2020年に開業したラグジュアリーな人気のホテルです。

16階のロビー階に上がると、天井高く大きな窓の開放的な空間。
東京ベイエリアを一望できる景色に、黒猫テンションMAXひゃっほー!

今回“黒猫スイーツさんぽ”で訪れたのは、同じく16階にあるフレンチレストラン『シェフズ・シアター』。

こちらの窓からは、都心のビル群と浜離宮を眼下に見ることが出来ます。
なかなか浜離宮を真上から見ることはなかったので、ビル群の真横にありながら緑の多さと広大な敷地に圧倒されました。
“オズの魔法使い”ディナープログラム

今回“オズの魔法使い”の世界観を表現したランチ&ディナープログラムが登場しています。
黒猫は、ちょっと贅沢にディナーで伺いました。
アメリカで出版された『オズの魔法使い』は、120年以上経った今もなお世界中の人々に愛され続ける名作。物語の前半をランチで、後半をディナーで再現し、ランチとディナーを合わせると一つの物語が完成するという構成になっています。
アミューズは、魔女の手下の狼の群れと、カラスや黒い蜂の大群らに襲われながらも、なんとか危機を乗り越えるシーンを再現。
旬の食材の揚げ物に黒い羽根の装飾を添えた「カラス」。カニのリエットをカダイフで包み、耳や尻尾を模した装飾を添えた「狼」。フォアグラをプラリネ風味に仕上げ、蜂の巣を思わせる装飾と食用花で飾り付けた「蜂」。ドライフルーツやナッツをフロマージュブランで包み、金箔で色付けをした「黄金の帽子」と楽しいひと皿になっています。

オリーブオイルと一緒に提供されるパンは、温かくウマウマ♪
おかわりも出来るので、まだアミューズなのに食べ過ぎてしまいそう(笑)。

バケツの水を魔女にかけて倒すシーンを再現したひと皿。
魔女のシルエットを描いたブランマンジェに、オマール海老や野菜のピクルスが添えられます。
カリフラワーの旨味が凝縮されたブランマンジェは、大満足な美味しさにゃー♪

ソースは、目の前でかけて仕上げてくれるのですが、物語のようにバケツを模した器から魔女にトマトソースをかけてくれるので、魔女を倒す気分を味わえます。

白身魚に、ジュ・ド・ヴィアンドを添えてコクのある味わいに仕上げたひと皿。
オズの魔法使いが、ライオンに与えた緑の瓶を模した容器に入ったレモンオイルを目の前でかけてくれます。

ハーブが香るしっとりとローストされた骨付きの仔羊。
添えられるパスタフリットやレンズ豆のコロッケで気球を、白い野菜のピューレで雲を表現して、気球に乗るシーンを再現しています。
スイーツも“オズの魔法使い”の世界

物語の締めは、スイーツ。
ドロシーの銀の靴を表したシルバースプーンには、白ブドウのジュレやマーマレード、レモンクリームが乗って爽やかな美味しさ。
ほろ苦コーヒーアイス、パッションフルーツ、抹茶のガナッシュ、マンゴーチーズクリーム、フレッシュマンゴーなどを重ねて層にし、森の木を表現したスイーツは絶品。

最後に、コーヒーと小菓子で余韻を楽しむことが出来ます。
ラグジュアリーな雰囲気の中で、最高のアフタヌーンティーを堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
『メズム東京 オートグラフ コレクション シェフズ・シアター』店舗詳細
メズム東京 オートグラフ コレクション シェフズ・シアター
住所:東京都港区海岸1-10-30/営業時間:朝食6:30〜11:00、ランチ11:30〜15:00、ディナー17:00〜23:00 /定休日:無/アクセス:新交通ゆりかもめ竹芝駅より徒歩3分
取材・文・撮影=ミスター黒猫
ミスター黒猫
日本一パンケーキを食べる男
朝は喫茶店のモーニング・昼はカフェでランチ・おやつはパンケーキ・スイーツを食べ歩くのが日課。雑誌FLASHでは【日本一パンケーキを食べる男】として紹介される。カフェ・純喫茶・パンケーキ・スイーツなどを年間約1000店以上訪問。Instagramでも約6万人のフォロワーに毎日2回スイーツ情報を発信し、テレビ・ラジオ・webメディアなどでも活躍中。