亀有・金町エリアには家庭的で居心地のいい店がたくさんある。おなかだけでなく、ココロも満たされる。メンチカツに肉どうふ、白いご飯がよく合う旨辛のマグロステーキ、洋食もカレーも捨てがたい。昔ながらの下町グルメを楽しもう。

亀有を支える ザ・大衆食堂『常磐仙食堂』[亀有]

トルコライス(並) 580円と、日替定食(焼鮭定食)600円。日替定食は鮭や若鶏唐揚げ、生姜焼肉などのメインが変わる。
トルコライス(並) 580円と、日替定食(焼鮭定食)600円。日替定食は鮭や若鶏唐揚げ、生姜焼肉などのメインが変わる。

1950年創業の昔ながらの定食屋。国産コシヒカリのご飯や天然だしの旨味を感じる味噌汁、創業以来のぬか床で漬けたお新香など、どれも食べれば心が温かくなる。人気のトルコライスは、メンチカツにマカロニサラダ、キャベツに、ちょいかけカレーがのったワンプレート定食。ボリューム満点で大満足の一品。カレーはフルーティーでスパイス香る大人の味わいだ。定食のライスは通常で250g程度とかなり大盛り。

3代目の斉藤篤さん。
3代目の斉藤篤さん。
焼酎を今や幻の酒ともいわれるホイスで割った酎ハイ(ホイスハイボール)340円。
焼酎を今や幻の酒ともいわれるホイスで割った酎ハイ(ホイスハイボール)340円。

『常磐仙食堂』店舗詳細

常磐仙食堂(じょうばんせん)
住所:東京都葛飾区亀有5-38-10/営業時間:11: 30~14:45LO・17:00~20:45LO/定休日:土/アクセス:JR常磐線亀有駅から徒歩3分

目で驚愕!おなかで大満足!!『お食事処 田吾作』[金町]

マグロころころステーキ定食(あじフライ1枚付)750円。 夜は酒とともに定食を楽しむ常連も多い。
マグロころころステーキ定食(あじフライ1枚付)750円。 夜は酒とともに定食を楽しむ常連も多い。

家庭的な雰囲気の定食屋で、創業は1967年。料理は注文を受けてから一つひとつ手作りをしている。定食はメイン料理のほか、小鉢が4品、サブ料理が1品も付く豪華版。日替わりの小鉢ではお袋の味を堪能できる。人気は、マグロころころステーキ(あじフライ1枚付)。やや甘くピリッとした味付けのマグロは、ご飯が進むと評判だ。サブ料理のあじフライもふっくらとして旨い。肉料理の定食にはマグロ中落ちがサブで付く。

味噌味の特製玉子焼き500円。濃いめの緑茶は客の健康を思ってのサービス。
味噌味の特製玉子焼き500円。濃いめの緑茶は客の健康を思ってのサービス。
創業者の渡辺正男さんとスタッフの皆さん。
創業者の渡辺正男さんとスタッフの皆さん。

『お食事処 田吾作』店舗詳細

お食事処 田吾作(たごさく)
住所:東京都葛飾区東金町3-32-2 /営業時間:11:30~15:00・18:00~23:00/定休日:日/アクセス:JR常磐線金町駅から徒歩10分

芳醇で深みのある旨味『欧風カレー トック』[金町]

季節野菜の素揚げが彩り鮮やかな、たっぷり野菜のビーフカレー1350円。
季節野菜の素揚げが彩り鮮やかな、たっぷり野菜のビーフカレー1350円。

タマネギ、ニンジン、リンゴ、バナナなどで作るカレーベースは、2〜3日熟成させ、野菜と果実の旨味が濃厚。基本は豚のコクと甘みが深みを生むポークソースだが、A5ランクの和牛で仕込むビーフもおすすめだ。店主の八代隆二さんがスネ肉を加えてじっくり煮込めば、肉塊ゴロゴロのカレーはほどよい辛さで、まろやかなコクが口中でふくらんでいく。1週間かけて作るデミグラスソースのハヤシも、ファン垂涎(すいぜん)の味わいだ。

ランチはコールスローか自家製プリンを選び、もう1品選べる。ディナーは1品付き。
ランチはコールスローか自家製プリンを選び、もう1品選べる。ディナーは1品付き。
洋食で磨いた腕で1993年に開業。
洋食で磨いた腕で1993年に開業。

『欧風カレー トック』店舗詳細

欧風カレー トック
住所:東京都葛飾区東金町1-44-17/営業時間:11:00〜15:00LO(売り切れ次第終了)・18:00〜20:30LO/定休日:土・日/アクセス:JR常磐線金町駅から徒歩1分

食材を引き立てるソースの魔法『シェ加納』[新柴又]

バベットステーキ2420円は肉が柔らか。活〆いしがれいカルパッチョ時価は繊細さを醸す。グラスワイン605円。
バベットステーキ2420円は肉が柔らか。活〆いしがれいカルパッチョ時価は繊細さを醸す。グラスワイン605円。

まずは黒板に記されたメニューをチェック。活〆のイシカレイや、タコ、コチなど、旬魚があれこれ。市場でも食材を手に入れるが、「友人が釣り師で、釣果をもってくるんですよ」と、店主の加納英雄さん。レモン果汁を搾ったオリーブオイルでカルパッチョにすれば、引き締まった身が爽やか。また、牛ハラミを焼いたバベットステーキもいい。「自分、気ままなんで」と、ソースは時々で変化させ、日々通っても飽きることはない。客たちは、酒とおしゃべりとともにゆったり楽しんでいく。

仲のいい加納夫妻。
仲のいい加納夫妻。
住宅地に昭和61年頃より。木張りの店に、ゆったりとテーブルを配す。
住宅地に昭和61年頃より。木張りの店に、ゆったりとテーブルを配す。

『シェ加納』店舗詳細

シェ加納
住所:東京都葛飾区柴又4-35-23/営業時間:11:30〜14:00・17:30〜21:00LO/定休日:木/アクセス:北総鉄道新柴又駅から徒歩3分

取材・文=佐藤さゆり・松井一恵(teamまめ)速志淳(アド・グリーン) 撮影=オカダタカオ、加藤昌人、井上洋平