日本マクドナルドホールディングスは12日、平成31年12月期の連結売上高が前期比3・8%増の2825億円になる見通しだと発表した。全店売上高が平成13年の上場以来の過去最高を更新するためで、全国約半数の店舗で客席に商品を届ける新サービスを導入するほか、既存店の改装投資を加速し収益向上を目指す。

 31年12月期の全店売上高は5510億円(前期比267億円増)を見込む。同日の決算会見でサラ・カサノバ社長は「回復から持続的成長のステージに入った。新たな挑戦で、生産性と客の店舗体験を格段に向上させる」と述べた。

 新サービスは客が注文商品を座席で受け取る「テーブルデリバリー」や、来店前に注文や決済が終わる「モバイルオーダー」。これらを全国約2900店の約半数で展開する。

 31年通期の営業利益は10・2%増の276億円を見込む。ただ、法人税負担の軽減が無くなることから、最終利益は20・7%減の174億円の見通しだ。

 同日発表した30年12月期の連結決算は、売上高が前期比7・3%増の2722億円、営業利益は32・4%増の250億円、最終利益は8・7%減の219億円だった。