夏のインターンシップ選考が本格化するこの時期、多くの学生がエントリーや面接準備に力を注いでいます。企業側も早期に優秀な学生との接点を持とうと、インターンを実質的な選考の場として位置づけるケースが増えており、「夏を制する者が就活を制す」といっても過言ではありません。
一方で、インターンに参加したにもかかわらず、秋以降の選考で成果につながらなかったという声も少なくありません。実りある経験にできるかどうかは、エントリー前から参加後までの姿勢と行動にかかっています。
今回は、これまで多くの学生を支援してきた経験から、夏インターンで失敗する人に共通する5つの特徴をご紹介します。
1.「参加すること」自体が目的になっている
「とりあえず経験を積みたい」「みんなが応募しているから」という動機でエントリーする学生は少なくありません。しかし、目的があいまいなまま参加すると、準備も浅く、当日の関わり方も受け身になりがちです。
インターン後に「何を学びましたか?」と聞かれても、「社員の方のお話が印象的だった」「グループワークが楽しかった」といった感想にとどまり、就活に生かせる経験として整理できていないケースが多く見られます。夏インターンは〝やったこと〟より〝どう臨んだか〟が問われる場です。参加が目的化してしまうと、何も残らないまま就活が進んでしまいます。
2.企業理解が浅く、「問い」を持たずに臨んでいる
インターンでは、企業側も「学生がどんな視点で参加しているか」を見ています。単に企業情報を調べただけでは不十分で、「自分なりに何を知りたいのか」「どんな視点で業界を見ているのか」といった〝問い〟を持って参加できるかが、インターンの質を左右します。
たとえば、「この事業が社会に与えるインパクトは?」「自分の強みをどう活かせる環境なのか?」など、自分なりの視点で社員の話を聞ける学生は、より深く学び、理解も進みます。逆に、表面的な知識だけで臨むと、ただ説明を聞いて終わる「受け身型インターン」になりがちです。企業理解の深さは、選考通過の鍵となるだけでなく、インターン中の姿勢やアウトプットの質にも大きく影響します。
3.過去の実績に頼りすぎている
インターン選考では「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」が頻出項目です。そのため、過去の経験を繰り返し語る学生も多く見られますが、それがどの企業にも通用するとは限りません。また、インターン選考では過去の実績よりも「これからどれだけ伸びそうか」というポテンシャルを見られる場面も多くあります。自分の成長ストーリーや、課題にどう向き合ってきたかを伝えることが重要です。
4.チームワークを〝役割分担〟と捉えている
インターン中のグループワークでは、単に役割をこなすだけでは高く評価されません。企業が見ているのは、チームの中でどう振る舞うか、他者とどう関わるかといった「協働姿勢」です。積極的に議論を促したり、相手の意見を引き出したりする姿勢は、リーダーでなくとも十分に評価されます。単なる役割分担ではなく、「どう貢献するか」に意識を向ける必要があります。
5.インターン後の振り返りをしていない
インターンは、参加して終わりではありません。終了後の振り返りこそが、秋以降の就活に最も影響を与える要素です。実際、夏インターンでの反省をもとに軸を見直し、秋以降の本選考で第一志望から内定を得た学生も多くいます。インターンをただの〝体験〟で終わらせるのか、〝就活の材料〟に育てるのかは、自分次第です。
夏インターンは、就活の入り口であると同時に、他の学生と差をつける最初のチャンスでもあります。成功の鍵は、「なぜその企業に挑むのか」という意図を明確にし、準備から振り返りまで一貫して主体的に取り組むことです。「なんとなく参加した」では、成果も浅くなります。「なぜ挑むのか」「何を得たいのか」を明確にしながら、ひとつひとつの経験を自分の糧として積み重ねていきましょう。(「内定塾」講師 齋藤弘透)
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