2025年大阪・関西万博は14日、会場の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で2日目を迎えた。国内外のパビリオンに多くの来場者が詰めかける中、関西広域連合が展開する関西パビリオンも初日に続き盛況だ。オリジナルのVR映像や展示などを通じて地元の特産や名所などを来場者に案内し、それぞれの魅力を世界に発信しようと意気込んでいる。

関西パビリオンは「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」がテーマ。大阪と奈良を除く関西1府3県に、福井、鳥取、三重、徳島の4県を加えた計8府県がブースを設けている。

13日は約3600人の来館。これまで「トラブルもなくスムーズにきている」(担当者)といい、14日も予約で埋まるなど、上々の滑り出しとなった。

関西パビリオンは東ゲートの北側、大阪府市が共同で出展する大阪ヘルスケアパビリオンの隣に所在。中に入り、四季折々の魅力を描いた壁画のそばを抜けると、高さ12メートルの吹き抜け空間「センターサークル」にたどり着く。

センターサークルを囲むように各府県のブースが配置されている。京都ブースは、オリジナル京瓦「キモノタイル」を床と壁に配する落ち着いた構成。来館者とアテンダントが会話を交わしながら伝統文化を体感してもらうのが狙いで、この日は来場者にお茶が振る舞われた。

兵庫ブースは約10分間の映像作品「HYOGOミライバス」を通じて県内の魅力を発信。和歌山ブースは高さ4メートルの映像タワー「トーテム」で自然や伝統工芸を映し出している。

関西パビリオンの安吉裕紀マネジャーは「国内外の来館者に地域の魅力を知ってもらい、観光に行ってもらうきっかけになれば」と話している。(入澤亮輔)