房州びわの魅力を広めようと、千葉県南房総市内の道の駅を運営する「ちば南房総」が、房州びわの果肉が入った「極枇杷(きわみびわ)ゼリー」(店頭価格580円)の販売を始めた。新設された市総合加工施設で自社製造。出荷規格外のびわを使用し、農家の所得向上にもつなげたい考え。市内の道の駅のほか、ECサイトでも購入できる。
ちば南房総は市が出資する法人で、地元食材を地元で加工し、流通までを担う地域の6次産業化を推進している。これまでは委託して製造した果汁入りゼリーを販売してきたが、「果肉入りの房州びわゼリーが食べたい」との消費者の声に応えた。
ゼリー1個につき房州びわの半分をぜいたくに使用し、果汁と果肉が詰まった一品。甘みと酸味のバランスがとれた上品な味わいに仕上がっている。市を中心に、館山市の生産者からも仕入れている。
房州びわは希少価値が高く、高値で取引されるが、極枇杷ゼリーは規格外の房州びわを使用するため、リーズナブルな価格での販売を実現。フードロスの削減にもつなげる。収穫期だけでなく一年中、房州びわの魅力を堪能することができる。
道の駅のとみうら枇杷倶楽部、三芳村鄙(ひな)の里、ちくら潮風王国と、ECサイト「南房総いいもの市場」で販売している。1個120グラム入り。
ちば南房総の担当者は「房州びわの果肉が入ったゼリーはめずらしい。約1年かけて試行錯誤しながら商品開発し、房州びわ本来のみずみずしさを感じることができる商品になった。ぜひ多くの人に味わってほしい」とPRした。(松崎翼)


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