引退が懸かった将棋の加藤一二三九段(77)と高野智史四段(23)の対局は20日午後、昼食休憩を終え、再開された。持ち時間各5時間で、同日夜には終局する見込み。加藤九段はこの対局に敗れれば規定により、同日付で引退となる。

 出前昼食は加藤九段が「うな重・竹」(ふじもと)、高野四段は「五目焼きそば」(紫金飯店)。午後零時40分の再開時間前には両者とも対局室に入り、真剣に盤面を見つめていた。

 再開後、加藤九段は44分の長考の末、3五歩とついた。ここまでの情勢は後手の高野四段がやや有利との見方が多いようだ。