熊本地震の被災地を支援しようと、ランドセル専門店「イクラボ」(福井市大和田)は熊本県の恐竜をモチーフにした「ミフネリュウランドセル」の販売を始めた。売り上げの一部で熊本の特産品を仕入れ、ランドセルの購入者が小学校を卒業するまでの6年間届けることで、被災地を支援し記憶の風化を防ぐという。

 ミフネリュウは、熊本県御船町で昭和54年に歯の化石が発見された肉食恐竜。ランドセルのふたの裏側に骨格プリントを施した。色は熊本城をイメージさせる黒。素材は傷に強いクラリーノのタフロックを使った。税別価格で6万円。

 イクラボを運営する「山耕」(福井県越前市)の山田耕一郎社長(44)が発案。熊本は学生服メーカーに勤めていたころの初任地で、妻と出会った第二の故郷。昨年4月の地震後に支援策を模索し、「恐竜の化石の産出が日本一の福井との連想で、恐竜ランドセルの企画を思いついた」。

 年30個の限定生産で、10年間は続ける予定。初年度は熊本県阿蘇市の酒販売会社が、阿蘇神社の震災復興支援で販売している「蛍丸サイダー」を届ける。問い合わせはイクラボ((電)0776・89・1882)。