夏は献血が不足しがちになるとして、神戸市中央区のJR三ノ宮駅前で11日、大学生らが若年層に献血を呼びかける「サマー献血キャンペーン」が行われた。「熱血献血中」と書かれた赤い法被を着た学生らが「献血をお願いします」と通行人らに協力を求めた。

 兵庫県赤十字血液センターによると、夏場は暑くて外出する人が減り、企業や学校も長期休暇などで献血の協力が得られにくくなる傾向があるとして、血液の量を確保しにくいという。

 このため、県内の大学生らでつくる県学生献血推進協議会が毎年この時期にキャンペーンを実施。この日は、神戸市と姫路市で約30人が参加し、買い物客らに献血を呼びかけた。

 集めた血液は、がん患者や血友病など血液疾患の患者への輸血のほか、事故などでの緊急手術の際に使われるという。同会会長の関西学院大3年、江崎貴久さん(21)は「安定した血液確保に向け、若年層を中心に協力をお願いしたい」と話していた。