特産品である果物の魅力を広く発信しようと、大阪府河内長野市の飲食店など36店舗が参加する「奧河内フルーツラリー」が、9月30日まで市内で開かれている。桃や梨といった果物の生産地でありながら、知名度が低い状況を変えようと始まった企画。担当者は「河内長野の果物の魅力をもっと広めたい」と意気込む。

 河内長野市は、大阪府内でも有数の桃や梨などの果物生産地だが、知名度は低い現状を変えようと市が昨年から魅力発信に向けた「フルーツラリー」を開始。2度目の今回は、市商工会と市商店連合会が主催し、市内のカフェや菓子店など昨年と比べ10店増の36店がエントリーしている。

 参加店舗のひとつで約70年の歴史を持つ「フルーツギフト&デザートカフェ ツルザワ」(同市本町)ではフレッシュジュースを販売。入荷状況によって提供できない日もあるが、市内の小山田地区の桃をつかったものなど3種類を準備した。経営者の鶴澤哲太(てつひろ)さん(41)は「お客さまから『おいしい』との声をいただいています」と語った。

 同市上原西町の「カフェレストランふたば」でも趣向を凝らした逸品を準備。シェフの平原誠さん(32)は「各店とも色々な工夫をしているので、ひと味違った形で楽しめると思います」とラリーと地元産果物の魅力をPRしている。

 ラリーでは最低3店舗回って店名サインやスタンプをもらい、案内用パンフレットについたはがきで応募すれば、抽選で3千円分の野菜や果物か、ラリー参加の全店舗で使える金券5千円分が贈られる。問い合わせは同市商工会((電)0721・53・9900)。