兵庫県川西市で集団生活をしていた肥後恭子さん=当時(25)=が平成25年、一緒に生活していた男女に暴行され死亡した事件で、傷害致死などの罪に問われた無職、田口恵子(33)ら3被告の裁判員裁判の判決公判が15日、神戸地裁で開かれ、川上宏裁判長は恵子被告に懲役11年(求刑懲役12年)を言い渡した。

 また、恵子被告と内縁関係にあった下地道嗣(みちつぐ)被告(35)は懲役9年6月(同10年)、下地被告と養子縁組をしていた田口貴慎(たかのり)被告(26)は懲役6年6月(同7年6月)だった。

 川上裁判長は判決理由で、恵子被告について「(暴行に)主導的に関与した」と指摘。下地被告も「暴力をやめさせることができる立場だったが暴行に加わった」と非難した。

 判決によると、3被告は共謀し25年10月16日、川西市内の住宅や路上で肥後さんを暴行、死亡させた。