斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を巡り、立憲民主党議員らでつくる兵庫県議会の第4会派「ひょうご県民連合」は12日、6月定例会の閉会後に斎藤知事に辞職を求める申し入れ書を手渡した。斎藤知事は「申し入れを重く受け止める。県政を前に進めることが私の責任の果たし方。引き続き頑張っていきたい」と答えた。

申し入れ書では、告発文書の作成者を特定し、懲戒処分とした県の対応について、県の第三者委員会が公益通報者保護法違反と指摘したにもかかわらず、斎藤氏が「対応は適切」と述べていることなどに対し「極めて不適切」と批判。県政の混乱について「収束する兆しも見えないが、その大きな原因は斎藤知事のかたくなな態度にある」とした。

上野英一幹事長は申し入れ書の提出後に記者団の取材に応じ、斎藤氏の反応について「全く予想通り」とし、「繰り返しやっていくことで前に進んでいくと思う。今後は議会の横の連携を取りながら進めていきたい」と話した。