自民党の二階俊博幹事長は8日、中国の曽培炎元副首相と党本部で会談し、日中関係改善に向け努力する方針で一致した。二階氏は「ともに日中関係を進めていこう」と呼びかけた。曽氏は安倍晋三首相と習近平国家主席が今年11月にベトナムで会談したことなどに触れ「日中関係改善に向けて前向きな意欲が示された。両国関係発展の新しい段階に入っている」と語った。

 二階氏は日中貿易に関し「日本に障壁があれば取り除かなければいけないし、中国に障壁があれば取り除いてほしい。関係を発展させていくことが双方の利益になる」と指摘し、曽氏は「日中は一衣帯水の国なので、経済、貿易投資の拡大が将来につながる」と応じた。