日本大アメリカンフットボール部の内田正人監督は日大出身。日大の黄金時代を築いたカリスマ指導者の故篠竹幹夫監督の下で長年コーチを務めた。

 平成15年に監督に就任。一度勇退した後、昨年に再就任した際に「甘いことをやっていたら日本一になれない」と猛練習を課し、20人余りが退部する事態も招いたが、甲子園ボウルでは関学大を破り、27年ぶりの優勝に導いた。現在、日大の運動部を束ねる保健体育審議会局長と人事部長、人事担当の常務理事を兼務。ある教授が「独裁者」と表現するほどの権限を持つ。

 日大では17日、東京都世田谷区にあるグラウンドに多くの報道陣が訪れた。全体練習は行わず、午後4時ごろから部員らが個別に練習。午後6時ごろからは約1時間、全体ミーティングを開き、問題について話しあったとみられる。

 部員らの多くは「何も言えない」などと言葉少なに立ち去った。ただ、報道陣が「反則行為は内田監督の指示によるものか」と質問すると一部の選手はうなずき、内田監督が指示を否定していると問うと、不満そうな表情を見せる選手もいた。

 日大アメフット部は同日、今回の反則行為について謝罪する文書を報道機関に送付した。