男子テニスの国別対抗戦、デビス杯ワールドグループ入れ替え戦で、大阪市靱(うつぼ)TCで日本と対戦したブラジルのギレルミ・クレザールが、スポーツマンシップに反する行為を行ったとして、国際テニス連盟(ITF)はクレザールに1500ドル(約16万円)の罰金を科した。ITFが16日に発表した。クレザールは18日の試合には出場する予定。

 日本テニス協会などによると、問題の行為が起きたのは、杉田祐一(三菱電機)と対戦した15日のシングルス。線審の判定に不服を訴えるように「よく見ろ」と言わんばかりに両目を指で伸ばすしぐさをしたという。日本人への差別的行為とも取れるが、クレザールはブラジルテニス連盟のフェイスブックで「人種差別などの意図はなかった」などと釈明、謝罪した。

 クレザールは世界ランキング244位。試合では同42位の杉田がストレート勝ちを収めた。

 また、同大会の日本−ブラジルは17日にダブルス1試合とシングルス2試合が予定されていたが、台風接近で18日に順延となった。日本はワールドグループ残留まであと1勝としている。