パレスチナ自治区ガザに船で向かったが、イスラエルによって強制送還されたスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリ氏(22)が10日、フランスのシャルル・ド・ゴール国際空港に到着し、報道陣の取材に応じた。「われわれは平和的なボランティアであり、法律を犯したわけではない。何も悪いことはしていない」と正当性を主張した。英ガーディアンなどが報じた。

グレタ氏は1日、欧州議会議員ら計12人でガザに支援物資を運ぼうとイタリアから出航したが、9日にガザ沖約200キロの公海上でイスラエル軍に拿捕された。

グレタ氏は「自分たちの意思に反して、イスラエルに誘拐された」として同国を非難。イスラエルに不法入国したことを示す文書への署名を拒否したと明らかにした。

イスラエルの人権団体によると、船員のうち、8人は国外追放を拒否し拘留を継続。グレタ氏は自身が強制送還された理由については「わからない」としている。