【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は12日、フランスのマクロン大統領と北朝鮮による軍事的な挑発について電話会談し、「米国は同盟国とともに外交、経済、軍事にわたる全ての手段を講じる準備ができている」と強調した。ホワイトハウスが会談後に声明を発表した。

 トランプ氏は米領グアム沖への弾道ミサイル発射を検討中と表明した北朝鮮への報復攻撃の構えを見せており、軍事や制裁で圧力をかける決意を示しつつ、外交解決も否定しない姿勢を打ち出したとみられる。

 両首脳は国連安全保障理事会が5日採択した制裁決議を含む一連の安保理決議の履行により、朝鮮半島の非核化を実現するため同盟国や関係国とともに協力することも確認。北朝鮮が地域を不安定化させ、緊張を激化させる行動を取っているとの認識で一致し、「危険度を増す状況」に立ち向かう必要性を協議した。