(セ・リーグ、阪神1−7DeNA、1回戦、DeNA1勝、1日、京セラ)京セラに快音が響く。阪神・中野がついに開幕した。15打席目でともした「H」ランプにホッと胸をなでおろした。

「めちゃくちゃ気にしていました。オープン戦の状態がよかっただけに、開幕に入ってこうなるってあまり思っていなかった。割り切って、思い切っていったのがいい結果につながった」

三回1死一塁の第2打席だった。ジャクソンの141キロカットボールを右前へ。開幕からの連続無安打を14打席で止め、すかさず今季初盗塁もマークした。

「ホッとした気持ちもありましたし、楽な気持ちで打席にも入れた」と八回にも右前打を放ち、完全にトンネルを抜け出した。「いま打線が線になっていない状況なので、なんとか打線で投手を援護してあげられるように切り替えてやっていきたい」。走り出した選手会長が猛虎打線をつないでいく。(原田遼太郎)