(日本生命セ・パ交流戦、日本ハム−ヤクルト、1回戦、10日、エスコン)〝松山組〟の先輩から授かった助言をきっけかに、何かをつかもうとしている。ヤクルト・武岡龍世内野手(24)が3日に1軍に再昇格してから7試合連続で先発オーダーに名を連ねた。

5月は10試合の出場で打率・083。思うような結果を残せず、同18日に出場選手登録を外れていたが、1軍に復帰後は試合前時点で6試合に先発出場し、打率・263と上向きだ。6月6日のソフトバンク戦(神宮)では、延長十回に今季1号となるサヨナラアーチを描いた。

ファームで過ごした16日間。武岡は「川端さんにいろいろ聞ける」と貪欲だった。愛媛・松山での自主トレをともにする2015年首位打者で37歳の川端に対し、投手のタイプによる打席での考え方などを積極的に質問。「真っすぐが速い投手は、センターへの意識を強く持った方がいい」などの助言をもらった。

これまでの自身の打撃を「(右翼方向へ)引っ張っちゃうのがほとんどだった」と分析。先輩のアドバイスの通りに、中堅から左翼の逆方向への意識を強めた。2軍戦ではとにかく左へ。「センターから逆に(打球方向を)絞ってやっていた」とテーマを持って取り組み、「いい方向に進んでいるのかな」と手応えをつかんだ。好感触を継続し、わが物にする。(武田千怜)