陸上男子200メートルのパリ五輪代表で、筑波大卒の鵜沢飛羽(とわ、22)が1日、羽田空港で行われたJALグループの入社式に出席。グループ40社、約2100人の新入社員の前で、9月に行われる世界陸上東京大会での決勝進出を誓った。
〝日本の翼〟とともに世界に羽ばたく。正面にエアバスA350−1000が鎮座するなかで行われたJALグループの入社式。男子200メートルパリ五輪代表の鵜沢の声が格納庫内にこだました。
「(9月の陸上世界選手権東京大会で)決勝進出という目標を掲げて頑張っております。また、日本人未到の19秒台、日本記録を達成したいと思っております」
グループ40社、約2100人の新入社員を前に誓いを立てた。入社式では米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手からサプライズで「チャレンジする気持ちを忘れずに、未来に向かって大きく羽ばたいていってください」とメッセージが届き、名前に「飛」と「羽」が入る22歳は「いい会社に入れたと思います」と笑った。
鵜沢は昨夏のパリ五輪で準決勝に進出。オフの練習では後半追い込み型からの脱却を目指した。「前半も突っ込んで、後半も同じぐらいで走るために、持続的な体力と筋力作りをした」。3月22日の宮崎県記録会では追い風参考記録ながら100メートルで10秒14の自己ベストをマーク。〝テイクオフ〟を意識した走りも板に付いてきた。
今後は12、13日の出雲大会、5月3日の静岡国際で200メートルに出場する予定だ。「末次(慎吾)さんの日本記録(20秒03)を超えるのを目標と言っていましたが、通過点にできるぐらいの年にしたい」と鵜沢。飛躍の社会人1年目が始まる。(山下幸志朗)


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