プロボクシング・IBF世界フライ級タイトルマッチ(29日、愛知県国際展示場)挑戦者でIBF世界ライトフライ級王者の矢吹正道(32)=LUSH緑=が、初防衛を目指した同フライ級王者のアンヘル・アヤラ(24)=メキシコ=に12回1分54秒TKO勝ち。日本男子初の世界2階級同時制覇を成し遂げた。

矢吹は1回は相手の打ち終わりに左を合わせ、2回は右カウンターでともにダウンを奪った。3回に右目の下を切り、出血で頰を赤く染めても、距離を取りつつ、流れを渡さなかった。タフな相手に粘られたが、12回に強烈な右を浴びせて倒し、たたみかけると、レフェリーがストップした。

元2階級制覇王者の亀田大毅氏(36)はこの日、ユーチューブチャンネルを更新。「日本人が熱い階級なんでね、スーパーフライもそうですけど、バンタムもそうですけど、スーパーバンタムは一人だけ井上選手ですけど」と4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が別格であることを強調していた。

■亀田 大毅(かめだ・だいき) 1989(昭和64)年1月6日生まれ。大阪市出身。プロデビューから10連勝後、WBC世界フライ級王者の内藤大助に挑戦も敗れ、反則行為で1年ライセンス停止処分を受ける。2010年にWBA世界フライ級王座、13年にIBF世界スーパーフライ級王座を獲得。34戦29勝5敗で15年に引退。