(セ・リーグ、DeNA8−2阪神、17回戦、阪神10勝7敗、13日、横浜)セ・リーグ3位のDeNAは13日、阪神16回戦(横浜)に8−2で快勝し、連敗を2で止めた。筒香嘉智外野手(25)が18、19号と今季初の1試合2本塁打で4打点をマークして勝利に導いた。

 「手応え? 普通です」

 お立ち台での恒例行事と化した“塩コメント”でファンの笑いを誘い、自身もニヤリと笑った。4−1で迎えた四回一死一塁から岩崎の142キロの直球を左翼ポール付近へ。六回二死一塁ではメンデスの140キロのスライダーを捉え、バックスクリーン直撃弾。2打席連発で試合を決め、今季67打点とした。

 ここまで左中間へのアーチは2本あったが、しっかりと左翼方向へ運んだのは今季初となった。昨季は44発のうち中堅へは4本、逆(左翼、左中間)方向は12本。だが今季は中堅8本、逆方向へは3本と内訳の割合が逆転している。「シーズンが終わってからでないと(理由は)分からない。いい感覚ですね」とうなずいた。

 2位の阪神に連敗していただけに、筒香は「全員が前を向いて、目の前をゲームを勝つという気持ちだった」と頼もしい仲間とともにつかんだ勝利に胸を張った。ラミレス監督も「30本塁打、100打点は信じている」と期待を込めた。阪神との差を3ゲームに縮め、首位・広島に敗れた4位・巨人との差を4ゲームに広げる価値ある勝利となった。 (湯浅大)

データBOX

 DeNA・筒香が1試合2本塁打以上を放ったのは今季初めてで、昨年9月23日の巨人戦(東京ドーム)以来、通算17度目。チーム(前身球団を含む)で1試合複数本塁打を17度以上マークしたのは、27度の田代富雄、23度の村田修一(現巨人)、17度のR・ローズに次いで4人目(球団歴代3位タイ)で、松原誠の16度を上回った。