【マイアミ(米フロリダ州)11日(日本時間12日)】イチロー外野手(43)と田沢純一投手(31)が所属する米大リーグのマーリンズが、元ヤンキース主将のデレク・ジーター氏(43)を中心とするグループに球団を売却することで合意に達したと、複数の米メディアが報じた。譲渡額は12億ドル(約1308億円)だという。

 グループにはプロバスケットボールNBAの元スター選手、マイケル・ジョーダン氏(54)も含まれている。実業家のブルース・シャーマン氏(69)が実質的なオーナーで、ジーター氏は編成部門のトップに就き、球団運営の全般を任されるという。

 大リーグでは最近、打者の心理や技術よりも、スイングスピードや打球の初速など「数値分析」の方が評価される。そこではデータの分析家が大きな発言力を持ち、その風潮にイチローはかねてから「野球をやったことがないヤツが(フロントに)入ってきているから、ややこしくなる」と苦言を呈していた。

 そうした中で、ジーター氏が球団トップに立つことは、イチローにとってもプラスになりそうだ。