(セ・リーグ、DeNA8−2阪神、17回戦、阪神10勝7敗、13日、横浜)「3度目の正直」を信じたハマの虎党は見事に裏切られ、「2度あることは3度」あることを思い知らされた。ルーキー左腕浜口と3度対戦し、3勝目を献上。二回に先制したが、六回まで毎回の8個の三振を奪われた。またしても新人の前に屈辱を味わった。

 「まず真っすぐをね。速いストレートをとらえないと、一発で」

 金本監督も苦虫を噛みつぶした。前日の大ヒーロー福留を外して、鳥谷以外右打者が8人並ぶスタメンを編成したが、全く実ることはなかった。

 直球に差し込まれ、チェンジアップには体勢を崩されたり、空振りしたり。これで浜口は阪神戦は19回1/3投げて、イニングを上回る22奪三振。防御率は0・93。他の5球団には打ち込まれているのに、よほどお人よしなのか!? 阪神だけが手を差し伸べている状態だ。

 片岡打撃コーチは「力のある真っすぐ、チェンジアップのキレが出す前に打たないと」と、序盤で一気に崩せなかったことを悔やんだ。

 もちろん目指すは優勝だが、DeNAとの2位争いも想定しなければいけない。残り8試合。さらにはクライマックスシリーズでの対決も。当然、毎カード、浜口は出てくるだろう。これ以上、やられるわけにはいかない。 (上田雅昭)