(セ・リーグ、DeNA8−2阪神、17回戦、阪神10勝7敗、13日、横浜)意地を見せる。その一心だった。梅野が3打数3安打で今季4度目の猛打賞。沈んだムードのチームを「打」で鼓舞した。

 「負けていましたし、なんとか打席で結果が出せてよかったです」

 ベンチの空気は重たかった。二回に先発・松田が3点を失い、1−3と逆転された。守りで不運があったとはいえ、緊急先発した右腕を好投に導けず、悔しさもあった。二回に内野安打で出塁すると、四回は二死一塁から中前打。一、三塁とチャンスメークした。得点にはつながらなかったが、存在感を見せる。

 そして七回先頭の第3打席。代わったばかりの三上の129キロのスライダーを左前へ。3安打3打点と大暴れした5月5日の広島戦(甲子園)以来の猛打賞とした。

 前日は4打数無安打、快音なしに終わった。「きのうの反省を生かして打つことが出来て良かった」とすぐさま修正。ここ5試合で14打数7安打1打点、打率・500と調子を上げてきた。

 15日からは広島3連戦(京セラ)。今季17試合で打率・333(45打数15安打)、11打点と得意としている相手だ。マスクを被れば先発投手をリードで引っ張り、強肩で援護。そしてバットでもチームに貢献する。虎の正捕手定着へ、すべてでアピールを続ける。 (西垣戸理大)