原爆の日(6日広島、9日長崎)を前に、原爆写真ポスター展(玉野市主催)が4日、市立図書館・中央公民館で始まった。広島に投下された原爆「リトルボーイ」の実物大模型もあり、被爆の惨状、核兵器の恐ろしさを伝えている。10日まで。 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が製作したポスター30点を展示。焦土と化した両都市の爆心地付近や真っ黒に焼けた遺体の写真、のどが渇いて水槽に首を突っ込んだまま息絶えた被爆者の様子のイラストなどが、説明文とともに紹介されている。 リトルボーイの実物大模型は全長約3メートル、直径約70センチ。平和運動に長年携わってきた小橋一之さん(85)=同市=が製作した。原爆の内部構造図や、玉野市役所を爆心に原爆が落とされた場合の被害想定の地図も掲げられている。 16歳のとき広島で被爆し、県原爆被爆者会玉野支部の藤原益雄さん(88)=同市=は「投下から72年が経過し、体験を語れる人は年々減少している。展示を通じ、悲劇を繰り返さないという思いを多くの人たちに共有してもらいたい」と話した。 見学無料。市立図書館・中央公民館の開館は午前9時〜午後9時。7日は休館。