岡山県内は7日未明までに全域が台風5号の強風域に入り、公共交通機関が乱れた。台風は夕方にかけて最接近。大気の状態は夜遅くまで非常に不安定になるとして、岡山地方気象台は雷を伴う激しい雨や突風への注意を呼び掛けている。 気象台によると、8日午前6時までの24時間の予想降水量は多い所で北部180ミリ、南部140ミリ、時間雨量はそれぞれ60、50ミリ。最大風速は陸上15メートル、海上18メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想している。 交通機関のうち鉄道は瀬戸大橋を渡る全便が始発から運転を見合わせた。JR瀬戸大橋線は快速と普通列車が岡山—児島間で折り返し運転し、四国方面への特急は運休となっている。 高速道路では瀬戸中央自動車道が児島—坂出インターチェンジ間を午前9時半から全面通行止めに。岡山空港発着の札幌、上海、ソウル、香港の計6便は欠航した。海では笠岡市の笠岡諸島、備前市の日生諸島といずれも本土を結ぶ航路が運航を終日取りやめ、玉野・宇野—高松、岡山—小豆島を結ぶフェリーは始発から運航を見合わせた。 池田動物園(岡山市北区京山)は臨時休園となり、園出入り口に告知を掲示した。岡山県は各部局の防災担当課長ら16人による危機管理チーム会議を開き、住民への早めの避難情報提供や支援物資の確保など事前の備えを徹底するよう申し合わせた。