倉敷市内にある障害者の就労継続支援A型事業所5カ所が一斉に閉鎖され、障害者約220人が解雇された問題で、ハローワーク倉敷中央は7日、倉敷アイビースクエア(同市本町)で、雇用保険の失業給付の合同受け付け会を初めて開いた。解雇者が多く、窓口だけでは対応が遅れる可能性があるため、臨時的措置として広い会場で開催した。 閉鎖したA型事業所で働いていた障害者を中心に、解雇された職員も含めて計約140人が参加。事業所を運営していた一般社団法人「あじさいの輪」と株式会社「あじさいの友」(いずれも同市片島町、同じ男性が代表)から離職票を受け取った後、ハローワークの職員に雇用保険の受給を申し込んだ。 精神疾患のある40代男性は「雇用保険の受給期間(原則、離職の翌日から1年)内に次の仕事を見つけたいが、見通しは立っていない」と不安げに話した。 ハローワーク倉敷中央によると、閉鎖したA型事業所は職員49人(7月31日時点)も解雇。職員だった50代男性は「障害者だけでなく、われわれの雇用も奪われてしまった」と声を落とした。 国、岡山県、同市は障害者の受け入れ先を見つけるよう、両法人・会社に勧告している。