月の一部が欠けたように見える「部分月食」が8日未明に起こり、倉敷科学センター(倉敷市福田町古新田)の三島和久学芸員と石井元巳学芸員が写真に収めた。 月食は、月が地球の影に入り込んで月面に太陽光が当たらなくなることで起こる現象。今回は台風5号の影響が懸念されたが、観測前には雲が晴れ、空気が澄み、むしろ好条件となった。 月は午前2時22分に左下から欠け始め、3時20分に下側約4分の1が欠けるピークを迎え、4時18分まで続いた。 両学芸員は同センター屋上からデジタルカメラで撮影した。三島学芸員は「台風の通過直後で、いつも以上に鮮明に見える最高のコンディション。近くの水島コンビナートの夜景上空に浮かぶ光景が幻想的だった」と話していた。 来年1月31日には、月全体が影に入る「皆既月食」が起きる。