10年に1度の神事「御砂持(おすなもち)祭」が7日夜、倉敷市本町の阿智神社で開かれ、参加者がたるみこしを担ぎ、参道を練り歩いた。 同祭は、江戸時代に高梁川流域で川の氾濫や疫病の流行時、高梁川の砂を氏神の境内に敷き詰めて祈ると災いが去ったという言い伝えに由来している。 今年は町内会、市民団体、企業など23団体の約500人が参加。東西の参道に分かれ、清めた高梁川の砂を入れたたるみこしをそれぞれ担ぎ、午後7時、「わっしょい、わっしょい」と威勢のよい掛け声とともに石段を上り始めた。熱気に包まれた境内で砂を拝殿に奉納し、無病息災を願うおはらいを受けた。 みこしを担いだ小学2年の男の子(7)は「みこしは重かったけど、みんなで声を合わせて頑張った。10年後もまた担ぎたい」と話していた。