岡山市は8日、同市北区御津虎倉地区で産業廃棄物処理業「西日本アチューマットクリーン」(同市中区藤原)が計画中の産廃最終処分場について、施設の設置を許可した。処分場を巡っては建設差し止めを命じる判決が確定しているが、同社が計画内容を一部変更して市に申請していた。 市によると、処分場は容量51万2千立方メートル。2015年7月に判決が確定し、市も許可を取り消したが、昨年8月に同社から申請があり、審査の結果、「設置基準に適合した」として廃棄物処理法に基づき再び許可した。 当初計画からの主な変更点は、施設に設置する調整池の容量を3785立方メートルから7千立方メートルに増やす内容。判決では、調整池の容量不足から集中豪雨の際に有害物質が近隣の川に漏出する可能性が高いと指摘されていた。 反対住民でつくる御津産廃阻止同盟の中原寿会長(77)は「建設が差し止められた施設を一部修正だけで再び許可するのはおかしい。改めて提訴し裁判で訴えていく」と述べた。