岡山県内の中高生有志がスマートフォンの適切な使い方を考える「OKAYAMAスマホサミット2017」(岡山県教委、岡山市教委、山陽新聞社主催)の成果報告会が8日、岡山市北区津島中の岡山大創立50周年記念館で開かれた。サミット参加各校の取り組み発表やパネルディスカッションなどがあり、長時間利用によるスマホ依存などインターネットトラブルを防ぐための自発的な活動を地域や学校、家庭に広めることを誓った。 教諭らが問題行動への対策を学ぶ県生徒指導推進大会を兼ねて開催。サミットに携わってきた岡山、倉敷、津山、笠岡、玉野市など33校66人の他、県内の教育関係者や保護者ら計約400人が詰め掛けた。 各校の取り組みを紹介するポスター発表では、生徒が来場者にプレゼンテーション。テスト期間中はスマホの使用を控える校内キャンペーンや、トラブルの低年齢化を踏まえ、中学生が小学校に出向いた啓発授業などが注目を集めていた。 後半はパネルディスカッションがあり、兵庫県立大の竹内和雄准教授の司会で代表の中高生6人が登壇。生徒たちは「スマホの使い方を大人から一方的にとがめられると反抗心を抱いてしまう」「不適切な使い方をしている大人も目に付く」などと本音を披露した。竹内准教授は「スマホの適切な利用法に正解はない。私たち大人が子どもと一緒になってルールを考えようという姿勢が大事だ」と述べた。 参加中学生が脚本を考案し、出演したスマホの不適切使用に警鐘を鳴らす動画の上映の他、生徒の発案で県内の中高生らに公募した啓発動画と取り組み事例の表彰もあった。 サミットはネットいじめやスマホ依存が全国的に問題となる中、子どもたち自身に解決策を探ってもらおうと2014年にスタート。3年目となる「2017」は昨年12月から今年7月まで4回開かれた。