新見市豊永地区に600年以上前から伝わるとされる「お田植(たうえ)祭」(市重要無形民俗文化財)が2日、豊永赤馬の日〓坂鐘乳穴(ひめさかかなちあな)神社で繰り広げられ、氏子らが五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。 牛に見立てた獅子頭をかぶった氏子が、境内の一画に設けた“神田”(5メートル四方)を太鼓の音に合わせながら軽快にすきやくわで耕す場面を披露した。その後、そろいの法被姿の氏子12人は4人ずつ3列に並んで、苗になぞらえた杉の葉を後ろへ何度も放り投げた。 杉の葉は、田畑に立てると病害虫を遠ざけて豊作になると伝えられていることから、参加者が持ち帰った。同祭は旧暦の6月11日に行われている。※〓は口ヘンに羊