小児がん患者への支援の手を—。小児がんから回復した横浜市の小学4年生栄島四郎君は10日、母佳子さん(46)の実家の鍼灸(しんきゅう)院「パクス・テルレーナ治療室岡山井原分院」(井原市井原町)でレモネードを売るイベントを開いた。11日も販売する。 栄島君は3歳の夏、激しい頭痛と吐き気に襲われた。その後、悪性の脳腫瘍と診断されたが、手術は成功。体育の授業に出られるほどに回復した。 レモネード販売のきっかけは、佳子さんが買ってきた絵本。小児がんで亡くなった米国の少女が生前、研究費を集めようと、レモネードを売ることを呼び掛け、70万ドル以上が集まったという実話が描かれており、同じ病気で苦しむ子どもたちのために、自身もレモネードを売ることを決意。昨年12月、横浜市でレモネードを販売、300杯以上が売れた。 この日は、横浜、井原市の子どもたちも協力する中、地元住民らに1杯50円で販売した。11日は午前9時〜正午に開催する。 収益はがん患者を支援するNPO法人キャンサーネットジャパンに寄付する。栄島君は「たくさんの人が来てくれてうれしい。小児がんについて今後も伝えていきたい」と話している。