元産業廃棄物処理業の栄研工業(津山市桑下)が自社の産廃中間処理施設(同所)にシュレッダーダスト(自動車などの破砕くず)を大量放置していた問題で、代わりに撤去した岡山県は10日、撤去費1億3400万円の債権放棄を行ったと発表した。 県によると、同社は多額の累積損失を抱えて休眠状態にあり、事業再開の見込みもないことなどから債権回収を断念した。 同社は1995年にシュレッダーダストの焼却を開始し、直後から許容量を超えるごみを搬入。県は改善命令を出したが従わないため、2001年に産廃処理業の許可を取り消し、06〜11年に総量1万3300トンの産廃を撤去していた。